レズビアンたちが本気で出会うにはどうすればいいのか

LGBT

2017/2/5

さすがに落ち着きましたが、私にもブイブイ言わせていた時期がありました。小倉(@ogr8beat)です。

それなりに長くレズビアンやバイセクシュアルといったLGBTの自覚を持っていても、出会い方が皆目わからない。そんな人もいるのではないでしょうか。

それなりに動けるようになった18歳以降の私は、いま思うと無謀すぎる出会いの模索をしていました。そんな苦い思い出(黒歴史とも言う)をもつ女性が少しでも減るように、私なりの“LGBTの真っ当な出会い方”をまとめます。

なお、私はアラサーのレズビアンです。

ホルモン注射などの治療を行っている、または完遂したトランスジェンダーが女性限定イベントやビアンバーに来るのは「“男性”のはずなのに何で?」と思うタイプです。
はたまたトランスジェンダーではないのに一人称が「俺」や「僕」のビアンって謎だなーとも思うタイプです。

そんな価値観の私が書いていますので、気分を害す可能性を感じたり、自分と違う価値観をスルーできない方はご自身のためにも読まないことをおすすめします。

現状の確認

LGBTうんぬんは置いておいて、皆さんの知識の源はなんでしょう?

現代人にとってのソレは99%がインターネットと言い切れると思います。実際、今この記事を読んでいるあなたも「ビアン 出会い」などのキーワードで検索してこられたのではないでしょうか。

知りたいことがあればとにかく検索、それが現代人です。

たとえば「出会い」と検索すると、すごい数の検索結果が出てきますよね。出会い系サイトだったり、その手のうさんくさいレビューだったり…。ノンケもLGBTも関係なく、ネットを介した出会いほど手軽で便利なものはありません

たいていの“出会い系”はノンケ用ですが、LGBT 女性専用の出会い系サイトも存在します。ただし、利用はおすすめしません。私ならこの選択肢を真っ先に除外します。

出会い系サイトをおすすめしない理由

匿名性の高いネットとリアルを結びつけるのは単純に危険

LGBT 用と気づかないだけなのか冷やかしを含む悪意なのか、中には男性と思しき書き込みも見られます。故意に性別を偽っているとすれば、文面のやりとりだけで見抜くのは至難の業。実際に会ってお茶しましょう、なんてことになったら面倒なことこの上ないです。

大げさかもしれませんが、美人局じみたことだってしようと思えば男性相手よりも容易でしょう。顔写真を交換したところでこのご時世、それが本人である証明はできません。

合わなさそうな人が多い

ここでいう「合わなさそうな人」はあくまで「私にとって」が枕詞であることを明言しておきます。

たとえば既婚女性
偽装結婚の可能性も無きにしも非ずではありますが。不倫相手になっちゃって慰謝料請求でもされたらたまったもんじゃないので私はパスです。

たとえば彼氏がいるけど彼女も欲しいという女性
遊び相手ならともかく、本気を謳うからには一対一で対等にいきたいので私はパスです。素直でいいんですが申し訳なさも悪気も持たずサクッと言っちゃうの凄いですよね…カッコワライ。

たとえば溺愛思考とかカプサ憧れとか言っちゃう女性
……まだいるんでしょうか?今だとTwitterの共同アカウントかもしれませんね。
はたから見る分には一向に構いませんが、価値観が合わず相性が悪そうなので私はパスです。

たとえば LGBT と BL を混同している腐女子の女性
私も好きなことにのめり込むほうなのでオタク自体は全く問題ないのですが、BL はファンタジーであり登場人物が男バージョンの少女マンガだと思っています。それに気付かず “BL” を実地で体現しようとする人々が少なからずいます。
今まで知り合ってきたそういう人のほとんどが自分は LGBT だと勘違いしていると思われるタイプだったので、個人的にちょっと警戒してしまいます。

その他、くわえ煙草で斜に構えた顔写真だったり、同じような顔写真をなぜか何枚も載せていたり、みなまで言いませんがそんな感じです。

それぞれ需要と供給の問題だと思いますので、全然ええやん!となる方はサイトでの出会いもアリなのかもしれません。

暇な時間とマメさがなければ続かない

寂しがり屋が多い印象なので、どちらも持ちあわせていないと厳しいです。
仕事中にひまひまひまーと連続で送られてきたり、1日空くと拗ねられてしまったりとなかなかハードルが高かった覚えがあります。私の場合はどちらもないのですぐにギブアップしました。

欲を言えば、さらに豊富な話題提供とメールテクニックがあると尚食いつきがいいのではないでしょうか。

内面がいまいち分かりづらい

知り合い方がネットなぶん、実際に会うまでのハードルが妙に高くなってしまいます。
身分的な意味での信用だったり、相性だったりです。
人となりを知るには顔を突き合わせるのが一番ですが、そのステップがどうしても後回しになってしまうんですね。
で、だいたい実際に会うまでに自然消滅するパターンを多く目にします。
知り合って早々に会おうとするとそれはそれで警戒されそうですし、ネットを飛び出した付き合い方は難しいのが想像できると思います。

私がおすすめする出会い方

複数人でのオフ会

まず否応なしに会うことになるので、相性チェックには困りません。一対一ではないので多少話題に困ってしまってもフォローし合えるでしょう。
オフ会の参加者募集については、出会い系サイトの専用掲示板(“メールでの出会い”とは結構利用者の層が違います)、Twitterなどで探すことができます。

そもそも近辺でそんなのない!という場合、あなた自身が幹事になって開催するのもアリです。しなければならないのは場所の確保くらいですし、実際にやってみると意外に難しくありません。初めてなので…とあらかじめ言っておけば助けてくれる参加者がいるはず。
幹事だ参加者だといいますが、オフ会なんて助け合いのもとに成り立つものですから。

ビアンバー

クラブイベントもあるのですが、まずすっっっごくうるさい。あれは出会う場というよりは騒ぐ場と呼んだ方がしっくりきます。
かなり近づかなければ会話できないケースが多く、またグループで盛り上がっている人が多いため声をかけるのは至難の業です。
フェム(女性らしい格好)であれば、一人でカウンターに座って飲んでいるだけで声をかけられることも多いですが…相手はほとんどがボーイッシュ(男性的な格好)かトランスジェンダーです。経験則では。

対してバーは話し相手となる店員がいます。
一人で来ている人ならおそらくカウンター席を促されると思いますが、それはあなたと会話するためです。人が増えあなたの近くに誰かが座れば、自然な流れで複数人での会話に切り替え輪に入れてくれるでしょう。

言ってしまえば、店員側からすると長くお店で飲んでほしいのが本音。
だいたいカウンターの中にいるのは1~2人なので、お客が増えるとつきっきりというわけにはいかなくなります。お客同士が仲良くなって、できたいくつかの輪を渡り歩く方が店員にとってはラクなのは理解できると思います。
もちろんお客みんなに出会いも含めて楽しんでほしい気持ちはあれど、こうした打算もと考えれば納得しやすいのではないでしょうか(笑)

若い子が集まるお店だと、ボーイッシュあたりがハチャメチャにしゃしゃってカラオケしてたり叫んだりと騒がしい場合もあります。帰り際にごめんねーとマスターに謝られたりしますが、少々うるさい程度ならイベントに比べると許容範囲かなと思います。

まとめ

というわけで、本気で友達がほしい、未来の彼女になりうる誰かと知り合いたい人におすすめする場はオフ会とビアンバーでした。

「それでお前が実際に行くのはどこだよ」って?

私は “女嫌いな女好き” なのでオフ会はともかく、バーはノンケがいる一般的なところかミックスだけです。打算や駆け引きに疲れた方には、このようにミックスバーもおすすめ。
ミックスといってもゲイばかりというのがほとんどなので、目の保養はありませんが気楽に飲むことができます。向こうからしてみれば私たちなんて眼中にないので、ナンパの面倒もありません。
また、ひねくれたサバサバ度をもつ私みたいなタイプは特にゲイには好かれやすかったりするので、普通に受け答えしているだけでゲイ友達はすぐにできます。ビアン友達はともかく。

もちろん私的なおすすめですので、気になったところから足を運んでみて、あなたに合う場を探すのが一番です。
交際相手に限らず、普段は隠さざるをえない話題を好きなだけ話せる誰かと出会う一助になれば嬉しいです。

LGBT